今はネットで世界中と繋がっている。
しかし、最近はネットをほとんど活用しない層が増えているらしい。
恐らくこれはスマホやタブレットの普及が原因だろう。
スマホやタブレットはPCと違う点が一つある。
手軽だが簡単なことしかできない(向かない)
iPhoneはとても素晴らしいガジェットだ。
しかしパソコンのような作業をしようとすると文書一つ書くのすら不便だ。
こういったガジェットは基本的に何かしら作業をするために求められているのではない。
単なる暇つぶしの道具だ。
だからこそLINEやゲーム制皆無のスマホゲームが大流行したのだろう。
スマホは来る情報を得るのには向いている。
SNSの着信やタイムラインのチェックで済む。
しかし、いざ自分で新しい情報を得ようとすると結構ハードルが高いと私は感じている。
一番の理由はブラウジングだろう。
パソコンのようにブラウザ経由で情報を得るのではなく、アプリ経由がほとんど。
この場合、最初に情報収集するアプリを探す手間が発生する。
そういう小さな壁がたくさんある。
そのためスマホは自然とSNSやゲームぐらいにしか使われなくなっていくのではないだろうか。
今後スマホやタブレットがますます普及するだろう。
パソコンすら持たない人も増えてきているようだ。
そうなると本当はとても広いネットの世界を限りなく狭く使う人が増えていくのだろうか。
リンクを辿りながらネットサーフィンする時代ではなくなってしまった。
LINEやアプリだけの狭い世界で留まらずもっと広く使ってほしいものだ。