ゲームソフト大手6社の2014年3月期の決算が出そろった。
本業のもうけを示す営業利益が前の期(2013年3月期)を上回ったのは6社中、4社だった。
増益(黒字転換含む)となったのは、コーエーテクモホールディング、セガサミーホールディングス、スクウェア・エニックスホールディングス、カプコンだった(以下、持株会社のホールディングスは省略)。
スマートフォン・ソーシャルゲームの会社と異なり、大手ゲーム会社は下期に収益が偏るため、四半期比較ではなく、通期ベースで前の期との比較となっている。
とてもわかりやすい記事。
今季だけみるとセガサミーが大躍進。
ただし、セガサミーはパチンコメーカーであるサミー側の売り上げがかなり大きい。
というかあっちが本職に近い。
その為ゲーム部門はそこまで売り上げが高くないことを覚えておこう。
全体を見るとバンナムが頭3つほど飛びぬけている状態。
セガサミーはパチンコウハウハ。
カプコンはモンハン頼り。
スクエニはシーソーゲームみたいに赤字と黒字を行ったり来たり。
コナミはスポーツクラブやトレカなどゲーム以外がメインとなりつつある。
そんな中コーエーテクモはゲーム一本で頑張っている。超頑張れ!
売り上げの規模こそ小さいものの純ゲーム屋として頑張っているコーエーテクモを応援したい。
キャラクタービジネスで向かうところ敵なしのバンダイナムコ。
パズドラやLINEでぼろ儲けしているガンホー。
昔ながらの伝統を重視するあまり新世代に乗り遅れている任天堂。
ゲーム業界はそんな感じだろうか。