エンターテイメントビジネスって,現状維持をしようという志だけでは,現状維持すらできないものが多い
— 中略 —
マニアって,基本的には排他的なのよ。
それこそ,よりマニアックな知識を持っているほうがランク上位とされる,よく分からないピラミッド世界でもあるから。
もちろん,それ自体は構わないと思うのよ。実際のところ,深く知ることで楽しみ方もより深くなる面があるから。
ただ,「○○を知らないくせに」「そんなことも知らないの?」的な空気が出ると,新規はもう入っていけない雰囲気になる。
ここで足し算と引き算のバランスが崩れて,縮小していく。— 中略 —
結局はマニアも初心者も,そのエンターテイメントを楽しもうとする気持ちに差はないわけです。
初心者はせっかくそのエンタメを体感するんだから精いっぱい楽しんで,マニアはそんな初心者に対して排除するではなくより楽しめるようにナビゲートしてあげる。
こういう関係が出来上がったら,好きなジャンルがより楽しいものに昇華していく
私が伝えたいことを伝えてくれている記事。
この「新規とマニアの摩擦」がガンオンでも起こっている。
ガンオンでいうと「大将とその他」ってところだ。
大将は金を落とすがその他をなりふり構わず駆逐する。
そして新規や野良が辞めていく。
少しずつ接続数は減っていく。
排他的で居ると最後はその攻撃性が自分たちへ向く。
大事なのは「先人は後人を育て、そして許容すること」
もう少しゆとりと余裕をもって先人は見てほしい。
田舎の過疎化、マイナージャンルのスポーツ、対人ゲーム、会社組織、政治、etc・・・。
色々な分野でこの軋轢が起こっている。
業界の未来を考えるならば、もっと新規や初心者を受け入れる土台と心を先人が持つことが大事だろう。
そして何より、そういう土台を作るのが運営の一番大事な仕事なのだと思う。