先日、秋葉原へ行ってきた。コロナウィルス拡大以降、実に数年ぶりかもしれない。
それぐらい久々だったので見知った秋葉原の顔もかなり変わっていた。今回は写真とともにお送りしようと思う。
秋葉原の町並み(2022年1月)
まずは町並みから。何往復したかわからないジャンク通り。昔はたくさんのPC関連ショップがあったのだが、半分以下になってしまった。そして直前に火事があったらしく、ものものしい状態だった。
ジャンク通り
PCショップArkは健在。ここがなくなるとPCゲーマーの街秋葉原が終わってしまうので、最後の砦として頑張ってほしいお店。
とんかつ冨貴があった通り。取り壊しになったビルが多く昔の面影は一切無い。取り壊しになってしまったがレベルインフィニティのストアがあり、そこで昔ガンオン体験会が開催されていたのが懐かしい。
とんかつ冨貴隣のビルも再建中。この辺は区画整理に該当しているらしく、閉店が目立った。
メイン通り
メイン通りもビルの取り壊しや建設中のものが多く、後数年もすれば秋葉原は大きなビルだらけになり、東京八重洲のような景観になるのかもしれない。
ツクモ電機も店舗を減らしており、本店とEX館、そしてリユース館と一時期に比べ数が大幅に減った。これはEX館。地下にRazerストアがあるのでRazer好きにはなくてはならないお店だろう。
秋葉原高架下。この通りも昔はPCショップやゲームショップがズラッと並んでいたのだが、今はメイド喫茶やガールズバーの客引きだらけ。昔はなかったドデカイビル、秋葉原ファーストビルが中央に鎮座している。ああいった巨大なビルが今後秋葉原には濫立していくようだ。
私が足繁く通ったゲームセンター「HEY」は健在。ゲームセンターは全国的に減っており、斜陽産業と揶揄されて久しい。
レトロゲームが多く昔触ったゲームもたくさんあるので秋葉原に寄ったら一度は顔を出すようにしているゲーセンだ。
神田明神
こちらも数年ぶりのご挨拶「神田明神」
昔は大晦日、年越しまでゲーセンで遊び、そのまま神田明神で初詣をしていた。そんな思い出のつまった神社。そして思い出だらけの秋葉原。
秋葉原界隈は昔の面影がどんどんなくなっており、あと10年もすれば電気街ですらなくなっているかもしれない。
毎日のように通っていた私も今となっては数年に1度訪れるかどうかだ。
コロナウィルスの影響で通販が主流になり、秋葉原はショッピング街としての役割を終えようとしている。
20年ぐらい前のごちゃごちゃした感じはもう二度と見ることができないと思うと郷愁に駆られて胸が締め付けられる。
冬空の寒さ厳しい中、そんな変わりゆく秋葉原を背中に帰途についた。