結論からお伝えしたい
【結論】
Guildwars2はMMORPG
MMORPGが好きな人向けな作品
前作を対人特化ゲーとして楽しんでいた人には駄作
【解説】
初代Guildwarsは対戦がメインで作られていた
今作GW2はRPGの延長線上にある対戦モード
メインはキャラクター育成などのRPGモード
【詳細】
完全にMMORPGをベースに作られている
- レベルキャップが前作20から80へ
- Mobを倒すと大量に落ちる「素材」
- 素材集めが必要な生産システム
- ひたすら広いマップを行き来させられる「お使いクエスト」
- レベルや装備依存の大規模PvPモード
【前作からの変更点(抜粋)】
- スキルシステム大幅変更
前作は数百あるスキルの中から任意の8つを選んでビルドを構築するゲームだった
今作は試合に持ち込めるスキルが大幅に増えた - 武器の種類でスキルが変わる
武器を持ち変えることでスキルが変わる
その為状況で武器を使い分けて戦うゲームになっている
おかげで管理するスキルが増え複雑になった
エレメンタリストを作ったのだが試合中30個以上のスキルを管理しなければいけなくなった - セルフヒール実装
前作はMonkに限定されていたが今作は全職セルフヒールが可能になった
これが今作最大の改悪
これのおかげで対人モードがつまらなくなった※後述 - 小規模PvPモード変更
前作は1回死んだら終わりで敵を全滅させるデスマッチ
今作は死んでも復活可能で拠点を占拠するコンクエスト
マップが前作のギルドウォーズ並に広くなった - 大規模PvPモード実装
World vs World vs World (WvWvW)モード
所属する国間で争う大規模戦争モード
例えるとFEZのサーバー内プレイヤー全員で戦う感じ
マップのそこかしこで局地戦が勃発している
今作はこのモードがメインモード
小規模PvPモードの扱いは「オマケ」
【不満点】
※対戦特化プレイヤーとしての視点から
- お使いクエスト(レベル上げ)がとてもダルイ
大規模PvPに参加するためにはレベルを上げてスキルをアンロックする必要がある
(しなくても参加できるがスキルの数差や装備差で役立たず) - セルフヒールが存在悪
セルフヒールのおかげで小規模PvPでは圧倒的にMelee職が有利
理由
マップが広く人がばらける
硬く足が速いMelee職は手数に長け少人数戦だと倒しきれない
後衛職の与ダメージよりセルフ回復量の方が多い
その為Melee職でヒットアンドアウェイするのがメイン戦術になっている - 大規模PvPがメインなので大雑把な作り
スキルが前作のようにシビアな設定ではなくなった
短時間で復活ができるのでかなり大雑把なスキルが多い
状態異常系スキルが減り大規模PvP向け範囲スキルが増えた - 対人特化プレイヤーのやり込み要素激減
スキルアンロック式からスキル切り替え式に変わった
小規模PvP特化でプレイしてもエンドコンテンツが皆無
それに加え職で有利不利がハッキリしている
小規模PvPはしばらくしたら人が激減する気がする
【まとめ】
以前から懸念していた通りMMORPG化していた
その為「対人特化ゲームとしての進化」を期待していた私にとっては期待ハズレ
【余談】
さすがに初日で辞めるのも勿体ない
もう少し様子を見ようと思っている
プレイした感覚が「Rift」と似ていた
MMORPGとしても対人としてもRiftの方が良く出来ている気がする・・・
【余談2】
私はRPGとしてGuildwars2やるならDiabloIIIをやる