東プレ初のフルカラー対応キーボード「Realforce RGB」の発表会イベントに行ってきた。
去年のゲームショー2015の頃から個人的に追っていた製品。
遂にその発表会へ潜り込むことへ成功したのでレポートしようと思う。
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発売日、価格
この日は発売日と価格が公開されなかった。
しかし、本日24日に公開。
価格 : 28,800円(税別)
税込みだと31,104円
発売日 : 2016年12月9日
簡単な特徴
Realforceのフルカラーイルミネーション対応モデル。
海外版のRealforceである「TypeHeaven」(現在は販売終了)をベースに作られている。
キースイッチは静電容量方式。
押下圧は45g。
キートップは二色成形。
キーの形状がクロスキータイプへ変更(メカニカルキートップと互換性あり)
ソフトウェアでもハードウェアでも反応点を三段階で変更可能。
箱も従来のRealforceと違い専用の箱。
ギャラリー
イベント感想
イベントは以下のように進んだ
東プレ、会社説明
Realforceの成り立ち
Realforceの特徴
Realforce RGBの製品説明
Realforce アナログVerの製品説明
ゲーマーチームによるオーバーウォッチプレイ
後半はRealforceRGBと関連性の低いイベントだったが、前半部分の静電容量方式の詳しい説明など、とてもためになった。
風呂蓋の東プレとは全く関係ない別会社ということを初めて知った(同じ会社だと思っていた。)
来ている人が全体的に若めでゲーマーが多いように見受けられた。
やはりゲーミングということで本来のRealforceユーザー以外にもゲーマーをターゲットにしているのだろう。
ゲーマーチームを呼んだのもその一環。
どうやら彼らとはスポンサー契約を結んだようだ。遂に東プレも本格的なゲーミング市場へ参入。
今後の動向に注目したい。
まとめ
遅すぎた参戦? RGBは当たり前の時代。しかしメーカーの本気度はかなり高い。
2016年現在、RGBモデルのキーボードは市場に溢れている。
その中でも最も高い価格帯で登場。
価格とRGBカラーという2点だけで判断するとかなり厳しいというのが正直な所。
しかし、オリジナルにして最も価値のある「Realforceであるという強み」を持っている。
果たしてRealforceのブランドでどこまで食い込むことができるのかが焦点。
キートップが従来のRealforceと違い二色成形な点が従来のRealforceユーザーにどこまで受け入れられるのかが気になる。
今回の記事では詳しく取り上げないが、ソフトウェアの完成度がかなり高いのもポイント。
Realforceはそもそも専用ソフトウェアを使わずDIPスイッチで切り替えるものが主流だった。
今回のRGBモデルで初めて?専用ソフトウェアを作成。初めてだとは思えない完成度のソフトウェアとなっている。
そういったソフトウェアの使いやすさなどから「購入する敷居は高いが購入後の満足度も高い。」というRealforceらしさが出てくるのではないだろうか。
ゲーマーチームのスポンサードなど、今回の製品に対する本気度はかなり高い。
今後のゲーミングシーンにおいて東プレは存在感を増していく気がしている。