来年はLoLの日本鯖が来るのでゲーム界隈が一気に「群がってくる」と予想。
既にその傾向が強くLoL関連のイベントやプロ化とか大会とかが盛んになってきている。
ただ、これは「一過性の祭りみたいなもの」
過去もこのようなことがあった。
それは「MMORPGとFPS」が大流行した時だ。
「MMORPGすげえ!」という流れが出来、色んな人、会社、プレイヤーがこぞってMMORPG業界に参戦した。
その次は「FPSが熱い!」というので韓国産のFPSが大量に日本へ輸入された。
そして今度は「eSPORTSとLeague of Legends」なのである。
来年から数年はLoLやeSPORTS界隈が一気に活性化するだろう。しかし、現状を見て欲しい。
あれだけ隆盛を誇ったMMORPGはほとんどがサービス終了、大手のみ生きている状態。FPSも新タイトルがほとんど出なくなり、一部タイトルだけが細々と生きている状態。
恐らくLoLやeSPORTSの流れも同じ道をたどると思っている。
eSPORTSやプロ化は「スポンサーが居ないと成り立たない」
スポンサーは「スポンサーするだけの利益やメリットが無いとスポンサーをしない」のだ。
祭りの間はメリットがあるかもしれない。しかしその後はどうだろう。
果たしてオンラインゲーム業界は本当の意味で活性化しているのだろうか。
どうにも今の流れに違和感を覚える今日このごろだ。
ずーっとPCゲームをプレイしてきているが、昔よりプレイヤー総数は減ってきていると感じている。そんな中でeSPORTSと言った競技志向を目指すよりもっと人を楽しませる方向へシフトした方がよいのではないだろうか。
私はずっとそう考えている。
ゲームは万人が楽しめるコンテンツ。それが正しい姿なのでは無いだろうか。
競技志向が強すぎると排他的になり内輪な世界で終わってしまう。
ゲームはもっと「興行、娯楽」としての側面を強く意識するべきなのでは無いだろうか。
グラフィックが進化した昨今、映画のポジションにゲームが入れ替わることが出来る。
スターウォーズバトルフロントをやってみてそれを非常に感じた。今後もっとドラマ化して世界観の中に入り込むような作品が増えていくことを願ってやまない。