以前サドンアタックでチート行為をして書類送検された事例があった。
参考 : http://www.4gamer.net/games/025/G002511/20140625089/
その後、起訴されたかどうかは不明だが、今回事件詳細が公開されたので紹介したい。
今回の被疑者は,チートを実行していた徳島県の少年A,チートツールを作成,販売していた福島県の少年B,奈良県の少年Cの3名だ。
いずれも学生で,それぞれが実際に会ったことはなく,ネット上でやり取りを行っていたという。BとCは,技術の披露および金儲けを目的に,チートツールの作成・販売サイトを運営していた。
両者は,このサイトの宣伝のために,Aにチートツールを利用することを推奨し,さらにチートツールそのものを無償で提供していた。
このチートツールは,対戦相手のキャラクターの頭部が巨大化する「ビッグヘッド」や,相手の上空から攻撃できる「空中浮遊」,障害物の裏側を見ることができる「ウォールハック」など,30数種類の内容がセットになったものだ。
一方Aは,もともとチートツールを利用してサドンアタック内を荒らしていたが,B,Cから提供されたツールのほうが性能が良かったため,それを利用し,さらに荒らしている様子をライブ配信して,売名行為を行っていた。
B,Cはこのチートツールの販売により,2年間で約810万ウェブマネーの売り上げを,Aはアフィリエイト広告で約50万円の収入を得ていたという。— 中略 —
驚くべきはAの環境だろう。
両親は自宅にネット環境を用意していなかったというのだ。
実のところ,Aは近所の無線LANを利用してチート行為およびサドンアタックのプレイを行っていた。— 中略 —
今回書類送検された3名は全員少年だったわけだが,ゲームで悪質な行いをする者には未成年が多く,それが事件に発展する可能性もあるということを,普及啓発していくことが大事であるという。
それと同時に神奈川県警は,悪質な事案に対しては検挙を行い,その情報を発信することで,事件を抑止していくとも述べていた。— 中略 —
チートなんかで人生を台無しにしてはいけません。何度も強調しますが,チート行為は本当にやめてください。
チートは本当に駄目、絶対。
FPSは特にチートが多い。
それは自分の力量以上のことをやろうとしてしまうからだ。
K/Dあげたい。勝ちたい。友達からよく見られたい。
理由は様々でとても身近にあるものだ。
特に「よく見られたい」という名誉欲や自己顕示欲が悪い方向に作用する。
簡単に言うと「調子に乗った悪ノリ感覚」で手を出すのだ。
その結果、最終的にどうなるかは今回の通りだ。
K/Dがよかろうと階級が高かろうと「実のところ他人からしたら大した問題じゃない」
そんなことより自分の力で勝負しよう。
自分の力を知り、自分の力で最大限楽しむ。
それがゲームというものだ。
そして、自分に嘘(チート)をつくと嘘をつき続けなくならなくなるのだ。
そう、私は17歳。