ソロプレイの追求およびプレイの短時間化に焦点を当てたバランス調整
「昔は,ただひたすら毎日同じモンスターを繰り返し何体も倒すとか,経験値バーを5%伸ばすために朝5時までプレイして,2時間寝てから出社するなんてことは,割と普通だったんですけどね。実際,私も当時それが楽しかったんです。しかし,今はもう,ただ同じモンスターを倒すとか,選択肢が1つのインスタンスミッションしかないというのでは,数日で飽きてしまいます」(5月に行ったインタビューより中尾圭吾プロデューサーの発言)
その結果はどうなったのか。
HUEの発表によれば,リニューアル前と比較して,アクティブプレイヤー数は2倍以上になったという。
また,リニューアル後に増加した新規プレイヤーおよび休眠から復帰したプレイヤーは,党(ギルド)に所属しないソロプレイヤーが中心となっているとのことだ。
これはプレイヤーの高年齢化が挙げられる。
MMORPGが流行っていた頃に学生だった層が社会人になってプレイ時間が取れなくなったのだ。
自然とニーズも短時間で楽しめるものに変わっていく。
私自身、もう何時間もかけてMMORPGをやろうとは思わない。
むしろ最近はオフラインRPGに原点回帰したぐらいだ(スカイリム)
個人的に、MMORPGの野良ソロプレイヤーはオフラインゲームをした方が良い気がしている。
何だかんだいって完成度はオフラインRPGの方が圧倒的に上なものが多い。
これからMMORPGは少しずつ衰退していいくジャンルだと私は感じている。