今回のレビューは「ZOWIE FK BLACK」
第4回マウス性能比較であのSENSEI(レビュー)を破ったマウス。
その脅威の性能を持ったゲーミングマウス。
徹底解剖!
仕様
寸法 : (縦)125×(横)65×(高さ)34mm
重量(本体のみ) : 80g
ボタン : 左右メインボタン、左サイドボタン×2、右サイドボタン×2、スクロールホイール
※サイドボタンは左右同時に使用不可、挿し直しで入れ替え可能
ケーブル長 : 2m
ポーリングレート : 125/500/1,000Hz ※ハードウェア切り替え式(要挿し直し)
センサー解像度 : 450/1,150/2,300 dpi ※ハードウェア切り替え式(裏側ボタンで随時切り替え可能)
リフトオフディスタンス : 1.5~1.8mm
ギャラリー
正面
左側面
右側面
前面
背面
レーザーセンサーの右にあるのがDPI変更ボタン。
刺し口(金メッキ仕様)
その他
特徴
Zowie Gear独特仕様、専用ドライバー不要
ECシリーズと同様に専用ドライバーやツールが必要無い。
その為他PCにつないでも余計な設定せず使えるお手軽な仕様。
大会などでも独自に設定を必要とせず自宅と同じ環境で使えるように設計されたプロ志向。
※DPIの変更方法。
背面の解像度変更ボタンを押す。
※ポーリングレートと右手、左手モード変更方法。
サイドボタンを押しながらUSB接続することで変更が可能。
詳しくはマニュアル参照(PDF) : http://www.mustardseed.co.jp/support/manual/zowie/manual_FK.pdf
日本人にあった「小ぶり」なゲーミングマウス
このマウス、他のゲーミングマウスに比べると一回り小さく軽い。
そのためとても扱いやすい。
ゲーミングマウスは海外向けに作られているものが多いので「大きすぎる」
その点、このマウスは日本人にとてもフィットする。
※後継機種のFK1はこの点が海外仕様になり、FKよりも一回り大きく重くなっている。
シンプルで綺麗なフォルム
とてもシンプルなフォルムに黄色が映える。
黄色という選択肢。
意外と黒と合う。
感想
私には小ぶりなマウスが合っている
恐らく手がそこまで大きくない人は小さめのゲーミングマウスを試してみてはどうか。
それぐらい私は小さめのゲーミングマウスで高い数値が出る。
重さも軽く、手への負荷が少ないのも魅力。
違和感が全くない
大きすぎることがなく、重すぎることも無い。
かといって軽すぎることもない。
物凄く「安定感」のあるゲーミングマウス。
触り心地の良いフォルム
ラバーコーティングしているわけでは無いのだが触り心地が良い。
ラバーコーティングは手汗などでコーティングに跡が残りやすい。
コーティング無しなのでその心配が無く、メンテナンスがし易い。
サイドボタンが小さめで干渉しにくい
サイドボタンがEC2 Evoに比べ小さく上部についている。
そのせいで誤打しにくく、それでいて押しやすい。
特に奥側のサイドボタンが押しやすく感じた。
ホイールが旧世代仕様
唯一気になったのがスクロールホイール。
このホイールが昔流行った水車タイプ。
現在はタイヤタイプが多く、ホイールを回す時に「ひっかかり」が無い。
しかしこのホイールは回すと結構ひっかかりを感じる。
これが私はあまり好きではない。
SENSEIを始め、ゲーミングマウスはこの旧世代仕様のホイールが多いのが残念。
開封の儀
まとめ
高性能、高水準、かつ無駄の無いフォルム。
最初触った時、本当に違和感が無かった。
例えばRivalやDeathadderは「大きい」と感じた。
そういった感想が無く、手にすんなりフィットした。
これは素晴らしいことだと思う。
手の感覚をダイレクトに反映してくれるということだ。
第4回ゲーミングマウス性能比較のダークホースにしてNo1マウス。
その性能、伊達じゃない。
★注意点
2014年6月現在、FK BLACKは市場に残っている限りで生産終了する。
何故なら後継機種の「FK1 Black」が発表されたからだ。
FK1はFKより2回りほど大きくなり、DPIが「400/800/1600/3200の」4種に変更となっている。
私のメインDPIである1200帯が無くなっているのが痛い。
それでいて日本人にフィットする小ぶりさが無くなってしまう。
(外国で小ぶりすぎて不評だったようだ)
そのためFKとFK1は別物になる。
私は是非ともFK BLACKを推したい。
大きいマウスならSENSEIなどいくらでも選択肢があるからだ。
リンク
・ FK BLACK
・ 公式サイト
・ EC2 Evoレビュー
・ 他のゲーミングマウスレビュー
・ 他のガジェットレビュー記事