なぜ「賭け麻雀は違法」なのに「賞金総額1000万円」の麻雀大会はOKなのか?
「高額賞金が出る麻雀大会では、次のような工夫をしています。
(1)大会参加者から参加費等のお金をとらず、スポンサー等が賞金の原資を出すことによって、参加者が『財物の得喪を争う』という形はとらない。このため、賭博罪が成立しない。
(2)大会を反復継続的には行わず、麻雀店など風営法が適用される業者ではない者を主催者とすることによって、風営法の規制をクリアしている。
(3)客を誘いこむ手段として、取引に付随して景品を提供する場合は、景品表示法で、景品の限度額が設定されているが、大会の参加資格や申込方法をオープンにすることなどによって、限度額規制をクリアする
このような工夫をすることで、法的な規制に引っかからないようにしていると考えられます」
オンラインゲーム大会も似たような構図。
メーカーがスポンサーとなって賞金を出す。
現在DOTA2が行っているやり方。
1 . ユーザーがゲーム内アイテムをリアルマネーで買う。(オリジナルアバターやスキン)
2 . 1個買われるごとに商品代金の10%(仮)が賞金に上乗せされる。
3 . アイテムの売り上げが一定以上になったらメーカー(Valve)がさらに賞金を上乗せする。
このやり方で6億と言う桁違いの賞金になった。
参考 : 【賞金6億円突破】DOTA2の大会が桁違いなことになってる件
日本もこの方法が取れれば定期的な賞金付き大会などできるようになる。
法律は詳しくないのだが、ぜひどこかやってみてほしい試みだ。