2014年に入ってから4ヶ月でリリースされたSteamタイトル数が2013年全体の数字を超えたことをお伝えしましたが、増え過ぎたゲームによるインディーバブルは崩壊の危機を迎えているかもしれないと、Spiderweb Software創設者のJeff Vogel氏が自身のブログ、The Bottom Feederで警鐘を鳴らしています。
同氏は、インディーゲームの到来が世界に多くの良作をもたらした一方で、Steamにあふれるインディー製品とバンドルを通した供給過剰との間で市場が持続不可の状態になっていると指摘。
「どれだけの人が、Greenlightを頻繁に通過する何百ものインディータイトルを不安視する記事を読んだことがある。需要があればそれで問題ない。だが現実は違う」
先月、購入したSteamゲームの4割近くは未プレイという統計結果が出ていたように、実際単価の低下による急速な供給の増加に対して需要が追いついていないのが現状です。
Steamがソシャゲ状態になっている。
「有名作品の似たようなゲーム(パクリゲー)」が大量に溢れているのだ。
これは記事にもあるように「自分の力を試したいクリエーター」ではなく
「儲かると聞いてとりあえず参戦してみた金目当ての層」が増えたのが原因。
これによって「市場で良いものが埋もれまがい物で溢れ全体のレベルが下がる。」
ユーザーは良いものを掴むよりまがい物を掴まされることが増え、結果として離れていく。
バブルとはこういうもの。
バブルがはじける日も近そうだ。