ESPNのX Gamesは例年、夏と冬に行われるエクストリーム・スポーツの大会である。
来る6月にテキサスのオースティンで開催される大会には、スケートボードやモトクロスといった従来の競技に加えて、アメリカの「メジャー・リーグ・ゲーミング(MLG)」から選手を招き、eスポーツの招待試合が開催される。
今回使用されるゲームは『コール・オブ・デューティー』だ。
エクストリームスポーツを本気でやってる人たちの祭典にCoDが参戦。
彼らにすればゲームをスポーツ扱いするのは到底納得出来ないだろう。
私もeSportとしてやたらスポーツ化しようとしてる流れに反対。
そもそもゲームは競技として成立しづらい。
CoD一つとっても毎年新しいCoDが出る。
レギュレーションもめちゃくちゃ、運営母体もマチマチ。
賞金やプロ制度もスポンサー頼り。
こんな状態でeSportなどと鼻で笑ってしまう。
ゲームはもっとゲームとして、エンターテイメントとして昇華させるべきだ。
何十年も歴史があるサッカーや他のスポーツと同じ土台で戦おうとするのは間違いだ。
ゲームでしか出来ない映像美、演出。
そういう利点を何故活かそうとしないのか!
私は昔から「ゲームは楽しむもの」だと思っている。
ガチやプロなんか目指すもんじゃない。
ニコ生やTwitなどの配信サービスが人気なのは「楽しみを共有できる」からでは無いだろうか。
是非とも開発側はゲームをスポーツではなくエンタメとして考えてほしいものだ。