今回はSteamのゲームレビュー。タイトルは「Againsts the storm」
シムシティやRimworld、Warcraft、Age of empireと同様の街作りシミュレーションゲームだ。
その街作りにRPG(ローグライク)の要素を追加したのが本作最大の特徴だ。
スコア
★★★★★ 5/5点
主な特徴
- 1回のプレイに時間制限(クリア目標)が存在する
- 一つの街を延々と作り続けるのではなく、何度も繰り返しプレイする作り
- ランダム性がとても強いため何度やっても毎回違う展開になる
- ゲーム内のパラメーターとは別に成長要素がある。
- どこか物悲しくも透き通ったBGMが良い。
ランダム性がとても良いアクセント
1回のプレイが大体50分~1時間半程度で終わる作りになっている。
ランダム要素が数多く採用されており、建設物すらランダムで決まる。
ランダム性が強いため街づくりシミュレーションにありがちなマンネリ化がしにくい。
カードデッキのようなシステムとなっており、持っている建設カードからランダムで数枚ずつピックする。
ランク(名声)が上がることで再度ピックすることができ、徐々に街が発展していく作りだ。
つまり、カードの引きが悪いと序盤に必要な建設物がほとんど出ない高難易度にもなるし、序盤から神引きすると楽ゲーにもなる。
手に入れた建設カードを駆使していかに効率的にクリアを目指すのかが楽しい。
街づくりをじっくり楽しむというよりパズルをプレイしているような感覚だ。
建設カードとは別にスキルカードもあり、街づくりをサポートしてくれる。
ここまで読むとカードゲームみたいだが、やっていることはシムシティのような街づくりだ。
ローグライクのようなやりこみ要素
最近流行ったVampire Suviversというゲームをご存知だろうか。
ローグライクジャンルで一回のプレイが30分と決まっているゲームなのだが、それに構成がとても似ている。
Againsts the stormも1回のプレイ時間が大体決まっており、それに加えてローグライク要素が追加されている。
マップクリア後に手に入る経験値で強化することで町人の移動速度が上がったり基礎スペックが強化されていく。
やり込むほど全体的に強くなっていく反面、やりこみがいのある高難易度も用意されている。
ある程度進めると他陣営(NPC)と競争要素が追加されたり単なる街づくり以外の要素が沢山出てくる。
向いている人
- ローグライクが好き
- カードゲーム好き
- シムシティのような街作りシミュレーションが好きな人
- じっくり考えながらプレイするのが好きな人
2023年1月現在、アーリーアクセス製品であり、アップデートが頻繁にされているのも特徴。
どんどん新要素が追加されているので今後が楽しみなゲームだ。
シミュレーション好きは試してみて欲しい逸品だ。
実際のゲームプレイを配信したので購入検討している人はチェックしてみてほしい