PC版が開始予定ということでPS4版のガンダムバトルオペレーション2を最近プレイしていた。
結論としてPS4版バトオペ2はとても人を選ぶゲームで私には向いてなかった。おそらくPC版も向いていない気がしている。
主な理由
- 操作性の問題(コントローラーでの操作に馴染めない)
- プレイヤーにストレスを与えるゲームデザイン
- 長期的にみて流行る要素に乏しい
操作性の問題(コントローラーでの操作に馴染めない)
主な理由はこれ。
コントローラーでの操作がどこまで行っても馴染めない。バトオペ2はただ狙うだけでなく武器の切り替えを頻繁に行うためエイムよりもボタン操作が多い。
その操作がどこまで行っても馴染めなかった。
プレイヤーにストレスを与えるゲームデザイン
これはPS4版にかぎらず、今後開始されるであろうPC版にも当てはまる話だ。
ガンダムバトルオペレーションはプレイしていてストレスを感じることがとても多い。
ハメゲー
相手の状態を崩し反撃できない状態にしてコンボやタコ殴りにするというのが基本戦法。
相手からすると何も出来なくてやられることになる。重量感のあるゲームデザインが足かせとなり、無駄に長いダウンモーション中に大破していく自機を眺めることになる。
相手をハメるか、逆にハメられるかという90年代の格闘ゲームみたいなコンセプトのゲームだ。
あえて不便にしている操作性
重さを表現するためにバトルオペレーションはあえて操作性に不便な要素を追加している。これが魅力でもあるのだが、一方でハメ要素を生む主原因にもなっている。
標準の旋回速度が機体によって違ったり、ブーストやジャンプ終了時に大きなモーションが発生する。
操作や挙動に制限をかけることでそれっぽくしているのだが、「正直その要素いる?」と思うことが多くアクションゲームというよりフライトシミュレーターのようなシミュレーターゲームに近い。
機体入手がマゾ過ぎる(重課金)
機体入手手段がほぼガチャのみ
しかもガチャからは機体以外にも武器が出てくるため10連で入手できる機体は1~3機体程度。
ゲーム内マネーで購入することもできるが階級で購入できる機体に制限がある上にゲーム内マネーの入手量から考えると相当な時間やりこまないと機体を手に入れることができない。
機体を集めたくば課金はほぼ必須だろう。
マッチングシステムが古い
4年前のゲームなので当然といえば当然かもしれないが、マッチングシステムが古い。
オートマッチングなのだが、マッチングしているプレイヤーIDが表示されるため「IDを見てマッチングを回避することが可能」そのためマッチングにやたら時間がかかる。
モードも多く1つのモードしかマッチングできないため、モードによっては10分以上待つこともある。
PC版でもおそらく同じシステムを使ってくると思うので、マッチングに悩まさることになるだろう。
初心者狩り(サブ垢)が横行
低ランク帯に初心者狩りと思われるプレイヤーが大量にいる。
バトオペ2が盛り上がっている話をそこまで聞かない最大理由はこれではないだろうか。
興味を持ってプレイした新規プレイヤーが明らかに低ランクな動きとは思えないプレイヤーのおもちゃになっている。
ゲームデザインもハメれば勝ちなので新規プレイヤーは一方的にハメ続けられるだけのゲーム。
特にクイックマッチは悲惨なことになっており、正直これから始めるようとしている人にオススメしにくい。
長期的にみて流行る要素に乏しい
最近の対戦ゲームは極力プレイヤーにストレスを与えない工夫が随所に施されている。
そういった工夫がバトルオペレーション2は一切ない。
ストレスの多いデザインな上に初心者が居着きにくい状態なので流行る要素を感じなかった。
PC版がPS4の流用ならば、おそらくPC版も同じことになるだろう。
色々なストレスが多い点がガンオンと共通しており、ガンオンを思い出した
ガンオン9年やった経験から、ストレスの多いゲームは過疎化して最後はサービス終了する。
固定ファンが多いゲームなので固定ファンにはウケるが、新規参入は少なく、徐々に衰退していく未来しか見えなかった。
PC版も最初は盛況かもしれないが、徐々にPS4版と同じ道を辿るだろう。
重課金が必要なハメたもん勝ちのモビルスーツシミュレーター。それがガンダムバトルオペレーション2だ。
そういったことを理解した上でプレイすればそれなりに楽しめる。
しかしそういう需要はかなり少ないのではないだろうか。結果、バトオペ2はかなり人を選ぶという最初の結論に至る。