GALLERIAとIntelが共同設計した新ゲーミングノートPC「GALLERIA UL7C」が2021年11月4日より発売開始された。
今回、製品発表会へ招待頂いたので久々のイベントレポートだ。
場所は池袋ルフス、ドスパラ(サードウェーブ)が以前ゲーミングカフェとしてオープンしていた場所。
現在はイベント会場や配信スタジオとして利用することが可能だ。
今回発表された機種と価格
- GALLERIA UL7C-R37 229,980円 (税込)
- GALLERIA UL7C-R36 189,979円(税込)
GALLERIA UL7C-R37
GALLERIA UL7C-R36
主な特徴
- RTX3070とRTX3060を搭載した高いグラフィック性能
- 軽く薄い (1.96kg 21.1mm)モバイル性の高いデザイン
- 240hzの高フレームレートに対応した15.6型非光沢モニター
- 光学式メカニカルキーボード
- 冷却性能を強化した液体金属サーマルインターフェースマテリアルを採用
興味深かった話
サードウェーブ マーケティング総括本部長 佐藤和仁氏のセッションがとても興味深かった。
サードウェーブ、ドスパラと言えばゲーミングデスクトップPCのイメージが強い。実際ゲーミング市場においてデスクトップが圧倒的優位。しかし通常のパソコンとなると立場は逆転し、家庭用PCとしてデスクトップPCを選ぶ人はほとんどいないのが実情。
そういった状況に対しドスパラは2年前よりゲーミングノートPCへ注力してきた。
その結果、2018年以前と比べてゲーミングノートPCの売上が大幅アップ。ドスパラ内でのシェアも徐々に変わってきているようだ。
ゲーミング市場においてまだまだデスクトップの方が優位なのも事実だが、ゲーミングノートPCを家庭用PCやモバイルPCとしてマルチに使う。1台で全部できるマルチな性能を持ったノートPCが時代をリードしていきそうだ。
特に昨今はグラフィックスボードの高止まりが止まらずデスクトップPCがとても高くなっている。
そういう背景もありゲーミングノートPCの存在感は増していくだろう。
そんな新時代を意識し、ドスパラとして販売戦略上重要な立ち位置となるのが今回の2モデルのようだ。
ギャラリー
スペック詳細
まとめ
ドスパラ(サードウェーブ)がゲーミングノートPCだけでなく、一般ノートPCのシェアを取るために放った2021年最後の刺客。
RTX30シリーズを搭載し、全体的なパフォーマンスに優れたゲーミングノートPC。
ゲームだけでなく家庭用、リモートワーク、モバイル用とトータルで使えるマルチノートPC。複数台で行っていたことを1台でこなせる性能となっている。
キーボードが光学式メカニカルキーボードなので打鍵感も良い。
トータルバランスの優れたモデルながら、家庭用低価格ノートPCと比べると大分高いため、ガチゲーマー向けのフラグシップモデルといった所か。
ドスパラはセールを結構行うため、これからの年末セールや新春セールに期待したい一品だ。