3月、ドスパラは東京都より景品表示法に基づき再発防止を求める措置命令を下されている。
詳細はこの辺参照
セールや二重表記がなくなった
この措置以降、あれだけ年中開催していたセールを現在に至るまで一切していない。価格の二重表記も全て撤廃されている。
売上ランキングすらトップ上からなくなっている ため、相当問題になったようだ。(個別ページにランキングは存在するがトップには表示されていない)
10万円切りゲーミングPCも値上げに
問題が発生する前、89980円(税抜価格)で購入できた人気モデルも、現在は119980円(税込み価格)している。
RTXシリーズが軒並み高いので、GTX1660 SUPER搭載モデルとしてお手頃だったのだが、Ryzen5搭載で12万円となるとかなり割高感がある。グラフィックボードが全体的に値上がりしており、GTX1660 SUPERも例外ではなかった。
一つランクを下げ、GTX1650にすれば10万円切るモデルもあるものの、3D性能が大幅に下るのでゲーム用途としては大幅にランクダウンしてしまう。
GTXシリーズも値上がっている昨今、むしろRTXシリーズ搭載モデルのほうがお買い得になっている。
RTX3060搭載モデルが159,980 円(税込)
2021年5月現在、RTX3060だけで市場価格9万円~10万円する。このモデルはグラフィックボードをのぞけば6万円程度ということになる。
実質6万円でOSなど全て込みで組み上がったPCが届くならば下手にGTX1660 SUPER搭載モデルを買うよりお得感がある。
品薄問題
昨年はGTX1660 SUPERの値段が今より安かったので10万円以下が人気だったが、今年はRTX3060や3070といったRTXシリーズが中心となりそう。
RTXシリーズは世界的な品薄(マイニングブームによって)なのでいつまでこの値段で販売されるか不透明。RTXシリーズの価格動向を見ると恐ろしいほどの値上がりっぷり。RTX3090といった上位モデルは秋葉原でも入手するのが難しいレベル。
最後に
二重表記や年中セールがなくなってドスパラのサイトが見やすくなった。
価格も他メーカーと比較したが高いということもなく、むしろ安い。
今回の措置命令をキッカケにPC業界全体に蔓延している二重表記や大して安くなっていないのにセールで安くなったように見せているメーカーがなくなってくれると嬉しい限りだ。