最近流行っている悪習がある。
それは「勝敗無視で拠点を取る、取り返すを繰り返すだけで上位を安定させる」という戦法。
特に拠点を取ったり取り返したりがしやすい(オセロ行為)マップにおいては顕著。
今週だとトリントン港湾基地の北やシャングリラの南で横行している。
ひたすら両軍で一箇所の拠点を取って下がりを繰り返すのだ。
そうするとこうなる。
とある試合、港湾都市の両軍上位プレイヤー5人のポイント分布だ。
左から総合ポイント、攻撃、支援、貢献、撃破、本拠地攻撃となっている。
オーダー上位
リベリオン上位
貢献ポイントだけで1000ポイントを超えている。
試合の展開に関係なく20分間ひたすらトリントン港湾の制圧拠点1を取り合ってるだけだ。
こうなると1の拠点取り合いに参加しなかったプレイヤーは軒並みポイントで差をつけられ、上位に入れなくなる。
個人順位によって負けチームになった場合大幅に階級ポイントが下がる。
そうなると階級ランキングに大きく影響してしまう。他プレイヤーがやるのでランキングを目指すために同じプレイをやらざる得ない状態になってしまっている。
結果、ゲーム性が大きく変わり全てを犠牲にして拠点をオセロする試合が多発する。
これはトリントン港湾基地だけでなく他のマップでも同じ場面が増えていくだろう。
テキサスコロニーの北制圧拠点から動かないプレイを悪化させた感じだ。
この問題の原因は3つある。
1 : 試合の個人順位で大きく取得階級ポイントが変わる。
2 : 負けても上位ならばそこまでマイナスにならない。
3 : 連敗してもリカバリーポイントが大きく入る。
つまり、負けるより個人順位が重要なので勝敗無視してポイントに効率化した動きをする傾向がある。
以前からその傾向は強かったが、リカバリーポイントの実装と拠点制圧ポイントの上昇により一気に拍車がかかった。
対策
個人順位における階級ポイントを平準化し特別貢献をもう少し発生しやすくする。
上位30位ぐらいまでは個人順位による階級ポイントに差をつけない。(特別貢献システムは継続)
勝ち試合では順位に関係なくちゃんとポイントが入り、負け試合では全員下がるようにする。
そうすることにより、上位30位にさえ入ればあとはちゃんと勝ちを狙う意識が生まれる。
勝敗に大きく影響するもののポイントを稼ぎにくい行為がガンオンには多い。
ねずみ行為に対する僻地レーダーや防衛。
敵の体力を大幅に奪って倒すのと最後の一撃だけ当てる(絆キル)のがほとんど同じポイント。
劣勢時における攻撃行動(本拠地防衛ポイントが高すぎるため負けているのに防衛意識がとても高くなる)
個人ポイントがそこまで重要でなくなるためそういった行動もしやすくなる。
敵を大量に倒す、復活を沢山する、本拠地を殴るといった試合中目立った行動をしたプレイヤーには特別貢献を発生しやすくすることで差別化もする。
絶対やってはならないのは「今回導入した拠点制圧ポイントのみ仕様変更すること」
なぜなら「違うポイント稼ぎの方法が生み出されるだけ」だからだ。
根底にある「個人順位が階級ポイントに重要すぎる点」を改善する必要があるだろう。
既に将官戦場では「拠点を取り合おう」という暗黙の了解が出来上がってしまっている。
これは早い段階で調整する必要がある問題だ。
新機体のバグ修正で色々大変だと思うが、早い段階で問題視し、解決に向けて動いて欲しいと願う。