先日MSI 新製品発表、展示会が開催された。
コロナ中のためクローズ、ごく少数で開催されたイベントにご招待頂いたのでガッツリレポート。
今回は今月発売される第10世代CPUに対応したZ490マザーボード8種類が展示されていた。
ハイエンドモデルからエントリーモデルまでズラリ。
MSI Z490 マザーボードの特徴
- 冷却機構向上(上位モデルはファン搭載)
- 電源回路のアップデート
- 全モデル2.5G LAN搭載
- 全モデルaRGBヘッダー搭載
- 全モデル6層以上のPCB基盤を採用
- 全モデル 前面Type-Cを搭載
上位モデルは全体的なパフォーマンスアップに加え、下位モデルも機能が大幅に追加されているのが今回大きな特徴。
NURO光といった高速回線を想定した2.5G LANが標準搭載され、全モデルaRGBヘッダーを搭載。
上位モデルは電源回路が大幅に強化され、冷却用ファンまでついている。
第10世代CPUは電力使用が増え発熱が大幅に増加したため、それに耐えうる冷却性能を重視したのが今回のZ490マザーボードだ。
MSI Z490マザーボードラインナップ
上位モデルから羅列
※UNIFYはMini-ITXモデル、ゲーミングエッジにはMicroATXモデルがそれぞれ別に存在する。
独断と偏見による一覧表
※あくまで個人の感想です。
ギャラリー
GODLIKEはただ光るだけではなく専用のLEDダッシュボードがあり、そこに色々な情報を標示できる。
CPU周りの電源やヒートシンクのゴツさが際立つ製品。
ACEは稼働した状態で展示されていた。隣にはCinebenchと3Dmarkが実機動作していた。
既にCore i9 10900Kも実機稼働していた。売り切れ続出で入手困難な最上位10コア20スレッドのCPUだ。
MSI中の人大絶賛のUNIFY。このモデルはMini-ITXもある。光らないものの龍の刺繍など全体的にとてもカッコいいモデル。
何より機能で見た時のコストがかなり安く。Z390のUNIFYより初動でかなり値段が安いらしく中の人にこの値段はヤバいと言わせしめるマザーボード。
Mini-ITXモデルはかなりコンパクト。ATXモデルのコンセプトを小さく収めたモデル。
USB 3.2 GEN2 ポートを5つと大量に保持したボード。外付けデバイスが増える配信やゲーマーに最適のモデルとなっている。
アルミ筐体を採用し冷却性能を高めたモデル。価格帯がエントリークラスまで抑えられており、コスパ重視しつつ冷却性能を高めたい人にオススメ。
MSIの武器シリーズと言われるゲーマー向けモデル。エントリークラスでデュアルLANを搭載している。冷却性能も上位のゲーミングEDGEと同じものを採用しており、低価格ながらバランスの良い性能。ただし後述するゲーミングプラスより若干値段が高くなっている。
イチオシ GAMING PLUS
ゲーマーかつコスパ大好きな私にとってイチオシのモデルがこのゲーミングプラス。
価格を抑えつつ上位モデル並みの電源回路を保持している。
Core i3 やCore i5で組もうと思っているゲーマーに最適なモデルだ。
最も下のモデルで組み込み式(BTO)PCやクリエイター向けに展開されているのがA-PRO。
とにかく価格が安く唯一20000円を切るモデル。
光らせたりといった要素を廃し、極力シンプルに性能を重視したモデル。パーツや部品の配置がかなりゲーミングプラスに近くなっており電源回路にいたっては上のクラスと遜色ないものを採用している。
価格重視派にオススメのモデル。
左がゲーミングプラス、右がA-PROだ。
まとめ
Z490のMSIは安くて高品質。
各社色々出てきているが価格と品質のバランスを重視する人にオススメだ。
私はコスパが良いゲーミングプラスと中の人大絶賛のUNIFYに興味津々。
今回は私も組んでみようと思っているのでどのマザーボードにするのか私自身吟味している最中。
この記事が第10世代のPCを組もうとしている人の手助けとなれば幸いだ。