CES2019は家電見本市。
その中でも結構な数のレトロゲーム筐体を見かけた。
これは海外のゲーマーも「昔を懐かしむ」時代に突入しているということ。
ゲーマーの高齢化、世代交代が起きているのだろう。
昔ゲーセンでプレイしたゲーム、20年、30年経ち思い出といっしょに楽しむ大人がたくさん居た。
スーツを着ているのだけど皆顔だけは子供に戻っていた。
私も日本でゲーセンに通い詰めていたので気分がとてもわかる。
そんな楽しい空間がCES2019には数か所あり、大盛況だった。
今、海外ではゲーセンが無いらしい。
筐体が並んだ中「今日はどのゲームをやろうか」と悩み、少ないお小遣いでプレイする。
そんなことがもう出来ないのだ。
だから海外では筐体ごと販売するメーカーが多い。
自宅にゲーセンを作ってしまうコアゲーマーも居るぐらいだ。
ゲームの筐体だけでなく、ピンボールやピンポンの筐体を取り扱うブースもあった。
これらのブースにいる時は皆仕事を忘れて童心に戻って遊んでいた。
どのブースも人が途切れずオアシスになっていた。
さすがに日本だとフルサイズの筐体は難しいが、小型モデルもあるので日本でも結構需要はあるのではないだろうか。
そのうちPS4やSwitchのゲームもレトロゲームになる時代がいつかは来る。
あと30年後、今の子どもたちが同じように大人になり、童心に帰る。
そんなサイクルも悪くない気がした。