今回レビューするのは「NEW ALIENWARE M15 ゲーミング (2018年10月30日発売)」
ALIENWAREの最新モデル。
旧ALIENWARE 13が廃盤となり、それに変わって追加されたm15。
15よりも小さいため「Mini 15」といった所か。
重量や厚みが従来の15や17に比べるとかなり薄く軽くなっている。
デザインも大幅に変わっており、天板の色が選べるのも15や17と違う点。
スペック(最小構成)
CPU : core i7 8750H
メモリ : 8GB
ストレージ : 1TB SSHD
GPU : GTX1060 6GB
液晶 : 15.6 60Hz IPSパネル
重量 : 2.16kg
ここから各種アップデートや上位モデルへ変更可能。
上位モデルでは144hzのモニターにも対応しており、高フレームレートでのプレイが可能になる。
ギャラリー
キー配列やキーの形状も15や17とは変わっている。英語配列を日本語配列にカスタマイズしたようになっている。
打鍵感がALIENWARE15や17より浅くキートップの材質も変わっているのが残念に感じた。
平面まで画面が開くのでどちらかというとDELL Gシリーズに似ている印象。
各種ポートは主に裏側へ配置されており、左右にはゲーミングに必要な最低限のポートのみ配置されている。
全体的なデザインがかなりスッキリしたのでALIENWAREにあったゴツゴツしたイメージよりスマートになった。
特徴
モバイル性を重視したALIENWARE
従来のALIENWARE15や17は重さが3kgをゆうに超えるため持ち運んだ運用は非現実的だった。
その点、このm15は天板にマグネシウム合金を使い堅牢性を維持しつつも2.16kgまで軽量化に成功した。
その反動で一部機能が変更になっているのだが、外出先でも高性能なALIENWAREを使えるようになった。
ビジネスノートでは出来ないような動画編集やゲーム。
出張先での動画編集やイベント持ち込みでのゲームプレイなど従来のALIENWAREでは実現しにくかった運用がかなりしやすくなっている。
価格面ではALIENWARE 15とほぼ同じ値段帯。
モバイル用途ならばm15、ゲーミングや編集などガッツリ据え置き作業用途ならば15と棲み分けが出来ている。
かなりシャープになったデザインは一見の価値あり。
とても人気らしく実機を置いている店舗が少ない。
秋葉原など行く機会がある人は探してみると良いだろう。