HPの新製品発表会へ行ってきた。
目玉は3つ。
OMEN [ X ] by HP 17
2017年11月20日発売
従来のOMEN by HPにXがついた。Xはエクストリームの意味でハイエンドモデルに当たる。
- 価格を徹底的に追求
- 120Hz対応の液晶
- エアフローを見直し冷却性能の向上
- 512GB NVMe SSD搭載
- メカニカルキーボードを採用しキーストローク2.5mmとノートながら深めの打鍵感を実現
- 全キーロールオーバー
他メーカーが既にハイエンドモデルに実装している要素を詰め込んだ製品。
それでいて価格をかなり抑えている。
HPは世界的シェアを持っているので価格で勝負できる強みを持っている。
それを最大限発揮している製品。
打鍵感が良いのももちろんのこと、キーの質感も良いのが特徴。
HP Spectre 13
今回一番力を入れていた製品。
ハイエンドモデルながら価格を抑えつつ、デザインにかなりこだわった製品。
従来のブラックゴールドからセラミックホワイトへ変更。
アルミ削り出しの筐体がとてもカッコイイ。
底面はカーボンを使用しているのも特徴。
今回より特殊加工「AEDアニオン電着塗装」を採用している。
1 通常の塗装より2,5倍引っかき傷に強い
2 より滑らかで薄い皮膚
3 指紋がつきにくい
これが実際にものを見てみる、触ってみると素晴らしい。
11時間15分と長時間稼働し、ファストチャージにより30分で50%充電が可能。
デザイン性と実用性を高いレベルで融合した製品となっている。
HP Spectre x360
Spectraをベースに360度回転し、タブレット運用も可能なモデル。
この機種はセキュリティ面が強化されていて、横から覗き見を防止する機能がモニターに搭載されている。
横から見ると白けて見えるためカフェなど他の人がいる場所での作業にも適している。
サイドに指紋認証リーダーもついているためセキュリティ性とモバイル性が高い。
Spectra13より更に長く16時間45分の稼働時間になっている。
写真はスペシャルエディションカラーである「ローズゴールド」
まとめ
デザイン性と価格を両立したブランドへ
HPは従来、生産性の多さを強みにした価格重視のブランドだった。
そこからの脱却を図るためにデザインにこだわり高級志向を目指している。
それがプレミアムシリーズであるSpectraモデル。
もちろん、価格もかなり追求しているのが特徴。
従来の日本メーカーには太刀打ちできない価格帯(既にほとんどがLenovo傘下だが・・・。)
ゲーミングブランドとして他メーカーに比べると歴史は浅いものの、どんどん改良されてきている。
世界的シェアを持つからこそできる価格戦略とフィードバックによる改良。
今後に期待のブランドの一つ。