興味深い記事があったので紹介。
ゲーマー文化は腐敗している
Randall氏が、ゲーマーコミュニティが“腐敗している”と強い言葉を使って主張している理由は、“距離の近さ”にあるようだ。氏は「たとえば内情を公開しても、ダニング・クルーガー(能力が低いのに自己を高く評価する)なやつらがゲームエンジンやマルチプレイについてその困難さを知りもせず上から“高説”する」と述べる。さらに氏は、ゲーム開発の内情を公開しても疑問を問いかけられるだけであり、さらにこの疑問の問いかけはゲーマーからの標的になることを意味し、誤解や拡散により嫌がらせに発展していくのだという。
確かにそういう側面はある。
ガンダムオンラインでも似たようなことは多々あったし、私自身「高説してる側」だろう。
色んな人が居るようにゲーマーにも色んな声があるため全ての声を受け止めることは難しいしその必要はないと私は思う。
ただ、記事内でもあるように「一切何も言わない、公開しないというやり方」はユーザーの興味と関心を削ぎ、心を離してしまうだろう。
特に日本はサービス提供者とサービス受領者の距離が近いコンテンツは多い。
代表的なのがJリーグや野球、そしてAKBなどのアイドルビジネス。
どれも昔に比べプロやアイドルとファンの距離がとても近い。ファンイベントも積極的に開催しているし握手会などその最たる例だろう。
しかし、ファンやユーザーと近くなりすぎるとコアになる反面、新規の人が入りづらくなる。やりすぎたためにか細リしていくコンテンツは少なくない。
ユーザーやコミュニティとの距離感は近すぎず遠すぎず、絶妙な間合いが大事なのだろう。
言葉で言うのは簡単だが、これが中々に難しいのは別のお話。
サービス提供者と受領者、お互いがリスペクトをしあえる関係が最高の関係だろう。
ガンダムオンラインではオフラインのイベントが2年ぶりに開催される。
「ガンダムオンライン宣伝部mk-II ~全国キャラバンin東京」
このイベントがユーザーと開発者にとってより良い関係を築ける場となってくれることを願ってやまない。