2017年9月16日、17日に渡って開催されたGALLERIA GAMEMASTER CUPの17日を見てきた。
前日の16日にはフィギアヘッズの決勝戦も開催され、こちらは天候に恵まれたため会場が満員だったようだ。
17日はWorld of Tanks の決勝戦とCS:GOの決勝戦が実施された。
横殴りの雨が降る中、東京タワーの麓でアツいバトルが行われていた。
World of Tanksの集客は会場席の7割ほど、試合展開がアツく、歓声が飛び交っていた。
とても印象的だったのが、1位と2位のチームがどちらもとても誇らしい笑顔をしていたこと。
私は正直、賞金の有無はそこまで重要と思っていない。
大会という形でそれぞれが実力を発揮できる大きな舞台があるということ自体が素晴らしいことだと思う。
賞金額ばかり注目されて賞金稼ぎみたいな風潮になってしまうことのほうが好ましくない。
日本は賞金を出すことに対する色々な問題もある(法律的な問題からユーザー間の妬みによるゲームコミュニティの荒れなど)
どちらにせよ7人で100万円だと一人頭15万程度、これで食べていくことが出来るような額ではない。
ユーザーがゲームを通して競い合い、そしてゲームを中心として更に盛り上がってくれること。
これが大会の目的であってほしい。
World of Tanksプレイヤー達の表彰式の表情を見るとWorld of Tanksは更に盛り上がっていく。
そんなことを感じた決勝戦であった。
World of Tanksの後にCS:GOの大会が実施された。
私はCS:GO大会の途中までしか居ることができなかったのだが、こちらも同じく6割~7割程度の集客。
どちらのタイトルもメディア席などが2割ほどあり、関係者込みでの数字。
満席になったフィギアヘッズは来場者特典を用意し、コスプレイヤーなどの登壇もあったようだ。
WoTやCS:GOはそういった来場者へのケアが無かったのが集客率の差に繋がったのかもしれない。
二日目の大会で感じたのは、現地来場者へのコンテンツがほとんど無かった点。
搭乗できるロボであるスケルトニクスは展示されていたが、17日の来場者はそこまで興味をひいていなかった印象。
現地でもオンラインでも同じコンテンツが見れるならオンライン視聴数で良いよね。ということになりかねない。
現地に来て現地にしか無い熱というものを感じてもらうことで、次回に繋がっていくのではないだろうか。
次回はそういった来場者へのフォローに期待したい。
余談だが、ちょうど反対側のイベントスペースでEスポーツMAXのオフラインイベントが同日開催されていた。
こちらはかなり集客を集めていた。色々なコミュニティがそれぞれのゲームを持ち寄って楽しむイベント。
テレビ収録を同時に行っているのも大きな要因かもしれない。
こういった違うイベントを同じ会場で実施するというやり方も面白く感じた。