統合整備計画、まさかのアップデート前日発表。
色々と波紋を広げている。
触ってみないとわからない部分はあるものの、数値から見えてくることをまとめてみた
大きな変更点
- ダウンゲージレベル実装
- タンク補正撤廃(ダウンポイント半減)
- 機体個別調整(主に上方調整)
- ジオ、アッガイTB、フルアーマーZZ、クインマンサ下方修正
- 3点マシンガン、単式マシンガン、ショットガン、チャージビームライフル強化
ダウンゲージレベル
旧 400 / 600
新 レベル1 500 / 500 : レベル2 550/550 : レベル3 600/600
機体の大きさによって3段階へ変化。最大で200ポイントの差が出る。
ただ、正直将官戦場においてこれは誤差の範囲。
機体が大きい機体はそもそもの被弾率が高すぎるため、この200ptの差で吸収しきれるほどの被弾面積ではない。
機体レベルで軽度のダメージ軽減効果などが必要
(レベル2で5%ダメージ軽減 レベル3で15%ダメージ軽減など)。
今回は巨大な機体への救済というよりは、レベル1機体の怯み値が500ptになるためバズーカ系を直撃させてもひるまなくなる点が最も大きな変更。
強襲のバズーカで怯ませてからのダッシュ格闘コンボがシステム上できなくなる。
重量が重くても決定打になったから搭載していた強襲バズーカが今回完全に死んだ。
強襲バズーカは搭載するならば強襲は1万ダメージバズーカかM型の二択。
バズーカ格闘コンボをメインにしていた機体は立ち回りを変える必要がある。
タンク補正撤廃(ダウンポイント半減)
旧 800 / 1200 (ダウンポイントが半減するためダウンゲージは倍だった)
新 600 / 600
旧合計 2000
新合計 1200
今までタンク系機体に適用されていたダウンポイントの半減効果が撤廃。
全てレベル3ダウンポイントゲージへ変更。
これはつまり、「ギガンに代表されるタンク系特攻機がひるみやすくなるということ」
特に影響をうける機体
ギガン、Gブル、ザクタンク(グリーンマカク)、ルナタンク、強襲型ガンタンク
しかしながら、ダウンしない特性は現状維持なので多少扱いにくくなるものの、アップデート後も有効性は十分高いだろう。
機体個別調整(主に上方調整)
影響の大きそうな機体
連邦
- ガンダムMk-3
- ガンダムNT1(FA)
- ガンダムNT1
- デザートジム(強襲)
- ZZガンダム
- ガンダム5号機
- ガンダムMk-2
- Zガンダム
ジオン
- シンマツナガ専用ゲルググJ
- シャア専用ザクII S型
- ドワッジ改
- ドーベンウルフ
- バウ(グレミー機)
- プロトタイプケンプファー
- グフフライトタイプ
- ザクハーフキャノン
- キュベレイ
ジオ、アッガイTB、フルアーマーZZ、クインマンサ下方修正
ジオの本拠地攻撃が「大幅低下」と出ていた。
果たしてどこまで減るのか気になるところ。
ジオが本拠地突撃に使えなくなった場合、ジオを基準に作られていたマップで突撃が通らなくなる。
恐らく本拠地がかなり固くなるため、本拠地以外でもゲージを減らせる手段を用意しないと膠着試合が増えるだろう。
良くも悪くもジオに頼り切っていた部分がなくなった後、極端なマップ構成であるという不満点が一気に噴出すると思っている。
アッガイTBは「強さよりもポイント稼ぎの道具」と化していたのでポイントを稼ぎにくくする仕様へ大幅下方修正。
せめて短距離型は現状維持が良かったが、これで従来のような稼ぎやすい機体から外れることは間違いない。
フルアーマーZZの榴弾大幅下方修正による実害はそこまで無いと感じている。
将官戦場では8連ミサイルWと3連ロケット、ダブルバルカンの3武器が主流だからだ。
シャングリラのようなマップでは榴弾が脅威だったが、マップを選ぶ武器だった。
8連ミサイルWのリロードが1秒伸びただけでは、圧倒的な弾幕量が減ることはないだろう。
これはクインマンサの8連Wにも同じことが言える。
そして何より画面をふさぐ爆発エフェクトが修正されない限りはフルアーマーZZの脅威は減らない。
クインマンサの下方修正はフルアーマーZZよりも痛手だ。
中距離でメイン武器であった照射型ファンネルが足止めとして作用しにくくなるため、クインマンサの使用率は大幅に落ちると予想される。
チャージビームライフル、バズーカ、ゲロビの武装が主流になると思われるが、ゲロビは巨大なせいで怯み率が高い当機体と相性が悪いのが難点。
そのため、クインマンサ実装前に多かった通常のファンネル使いが増えそうだ。
3点マシンガン、単式マシンガン、ショットガン、チャージビームライフル強化
今回の肝。
3点マシンガンが3発しっかり当てることでビームライフルとダウンポイントが並ぶ。
威力の差はともかくダウンポイントをしっかりと奪いよろけにつなげることができる武器になる。
単式マシンガンの弾頭がビームライフル並になれば中距離でジオンも打ち合える武器を手に入れることになる。
ビームライフルのように特性でダメージが上がらない下位互換武器であった実弾兵器がどこまでビームライフルに迫るかに注目したい。
ビームコーティングで半減されるというものの、そもそもビームコーティング持ちがジオンにはほとんどいない。
かたや連邦はビームコーティング持ちが多いためビームライフルを使おうにも不利という状況がずっと続いていた。
これで少し中距離戦がしやすくなるとよいのだが・・・。
ショットガンは近距離でダウンポイントを奪う武器になるようだ。
それでも単発ショットガンは射程が短すぎるため近づくためのリスクとリターンが釣り合っていない気もする。
3点式が全弾ヒットで900近くダウンポイントを奪う。
一気にダウンポイントを奪えるようになるので、3点式が大化けする可能性はある。ただし射程がとても短いので中距離が主流になっている現状、マップを選ぶだろう。
連射式ショットガンは3点式以上に相手のダウンポイントを思いっきり奪えるので持っている機体は一考の余地がある。
バズーカ格闘ならぬ3点 or 連射式ショットガンからの格闘というコンボが新しく生まれそうだ。
チャージビームライフルは高コストが持つ上位型ならばフルチャージでダウンポイント600を超えるためレベル3の機体もひるませられる。
その後の追撃がしやすい機体は対空武器として十分機能するようになるだろう。
全体を通して
マップがド密集マップであったり見渡しのよい中距離マップであったりと極端なマップが多い。
ジオの下方修正で膠着しがちになるため、バトルエリアの積極導入をしないと膠着ゲーが多発するだろう。
マップも統合整備計画したほうが良いレベルだと私は思っている。