2017年5月14日、東京ビッグサイトで開催されたゲームマーケット2017へ行ってきた。
ボードゲーム、電源を使わないアナログゲームのゲームショー。年に2回開催されているようだ。
そもそもボードゲームは興味が無かった。ちょっとした縁で面白さを体験できたので今回行ってみた。
子ども向けの体験ブースがあるとのことで、家族参戦。
結果、取材そっちのけで子どもと一緒にボードゲームを楽しんでいた。
子どもコーナーには沢山の体験用ボードゲームが置いてあり、ブースの方がルールを説明してくれるので気軽に楽しめた。
何より子どもと一緒に同じゲームを楽しめる体験というのは実に面白かった。
物凄く悔しがってる我が子を見て微笑ましく思いつつも勝ち続ける大人げない私がソコに居た。
子どもコーナーは子ども以上に大人も一緒になって楽しんでいた。とても良い空間だった。
未就学児でも楽しめる簡単なものから、小学生、中学生向けの高度なものまで幅広いボードゲームを体験することができる。
全くボードゲームに縁がない人にも色々教えてくれる人が居たのでずっと入り浸ってしまった。
間を見計らって会場をざっくりとチェックしてみた。
思っていたよりずっと人が多く、特に午後は会場が狭く感じるほど集客していた。
正直、ボードゲームで東京ビッグサイトが人で埋まるとは思っていなかったのでビックリした。
たまたま、涼しい日だったから良かったが、これが蒸し暑い日だとかなり空気が悪くなっていたと思われる。
ブースによっては人の密度が高すぎるため汗の匂いやらで空気がかなり悪かった。
空調を強くするか、ブースを拡大するかした方が良いぐらい盛況だった。
ボードゲームに使うサイコロやトランプのようなメジャーなものまで販売されていた。
中にはこんなTシャツまで
ボードゲームと言っても様々、ミニチュアを使ったゲームのミニチュアジオラマが展示されていた。
プラモデルのように塗装までされていて、壮観。
これはボードゲーム?
ちょっと趣旨がよくわからないがブースの片隅でちゃんばらしていた。
何故?
ボードゲームとイマイチ関連性がわからないものもあったが、全体を通して様々な種類のボードゲーム、カードゲームが販売展示されていた。
人が多すぎたため写真はないものの、企業ブースから個人ブースまで色々な種類のものがあった。
ボードゲームの種類が多くそれぞれルールも凝っているため全く知らない人には敷居が高く感じた。
各ブース趣向を凝らした独自のカード、ボードゲームを作って販売しているのだが、とっつきやすいのが少なく感じた。
全ブースをざっくりと見回したが直感的にできそうなものは子ども向けコーナー以外には置いていなかった。
人生ゲームやすごろくのような誰でも知っているというジャンルのものがあまりなく、ルールをブースの人に逐一説明してもらう必要があるためブースによって集客差が激しかった。
この辺の「敷居の高さ」がデジタルゲームの持つ問題と非常に似通っている。
ルールやデザインを凝りすぎるあまり、わかりにくくなっている。やりこめば楽しいがライトユーザーは疎遠になる。
対戦ゲームが持つジレンマと全く同じ現象が垣間見ることが出来て、中々興味深かった。
結果として、私は取材もほどほどに家族で子どもコーナーに入り浸っていた。
子どもコーナーに沢山置いてあった「HABA社」の製品がどれもシンプルかつ直感的でとてもおもしろかった。
中でも、スティッキーやTier auf Tierは2歳児とも一緒に楽しめることが出来た。
知育玩具としても、子どもとのコミュニケーションとしても非常に有用なツールだ。
ただし、スティッキーは家に置いておく場合、誤飲や刺さったりと危ないので対象年齢は高く設定されていた。
ボードゲームが知育玩具と明らかに違う点は「勝負事」である点。勝ち負けがあるからこそ悔しさや嬉しさがある。
そういった嬉しさや悔しさを早い段階から知ることが出来るキッカケとしてボードゲームは価値がある。
普段見ることができなかった子どもの負けず嫌いっぷりを見ることが出来ただけでも大収穫だった。
我が家でも今後何かボードゲームを導入していこうと思う。
ゲームマーケットは家族連れでも楽しめる数少ないゲーム系イベントとして今後もチェックしていきたい。
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