先日、DELLのVRゲーム体験会へ行ってきた。
結論を述べると「高性能PCはVRと4Kなど高解像度をターゲッティングしている」こと。
現在のPCは性能が非常に進化し、ミドルスペックやある程度低いスペックのPCでも一昔前に比べると性能がとても高い。
そのため「無理して高性能PCを買う必要が無いよね」という状態に陥っている。
ゲームも画質にこだわらなければGTX1050でプレイすることは十分可能だからだ。
そんな状況で高性能PCを売るためには「VRや4Kなどの高解像度、高性能PCでしかできないこと」になってくる。
特にVRはまだ未開の地。各社様々な端末やゲーム、アトラクションが作られている。
今回の会場でも自転車に乗りながらVR体験できるブースが用意されていた。
このゲームは本来VRのゲームでは無いのだが、VRでもプレイできる体験型ゲーム。
このように、本来はVR製品で無いゲームもVRへ参入してきているのが特徴的だ。
FPSやRPGなどの大手タイトルがVR参入する日もそう遠くないと思っている。
そうすることで一気にVRは普及しだすのでは無いだろうか。
そうなった時に初めて、VR READYであるGTX1060以上、特にGTX1080や1080Tiの上位モデルが注目されてくるだろう。
現在はGTX1080のパワーが一般ユーザーにはオーバースペックすぎるのが現状。
その為、DELLとしてもエントリーモデルであるNew Inspiron 15 7000ゲーミングシリーズを投入してきたのだろう。
実際のところ、このNew Inspiron 15 7000ゲーミングシリーズはバカ売れしているらしい。
更にAMDを搭載したNew Inspiron 15 5000シリーズも投入してきた辺り、その勢いが伺える。
エイリアンウェアはちょっと高すぎる・・・というユーザーの心をわしづかみにしているようだ。
このシリーズ、今後も色々展開していきそうな勢い。
Ryzen搭載モデルなども出てくる・・・かもしれない。
今までエイリアンウェアで高価格高スペック一辺倒だったDELLだが、ここに来てミドルレンジのゲーミング市場へ殴り込み。
今年はこのミドルレンジ価格帯ノートが熱くなるような気がした一日だった。