サイコザクがどのマップにも増えている。
その反面、強襲機が激減。
マップによっては重撃30機といったシーンすら見る。
そうなるとジオン軍はラインを押し返したり、いざというとき突っ込むような機動性が無い。
瞬間火力はとてもあるのでハマると爆発するサイコザクだが、どのマップにも適用できる器用な機体ではない。
しかしながら、ベルファストや補給の難しいタクラマカン遺跡、レースで終了しがちなリボーコロニー。
そういったマップにもサイコザクが散見されている。
この「とりあえず強いらしいから使えばいいんじゃね?」といった感じの風潮がジオンは昔から強い。
見渡しの良いマップだけどナハト強いらしいから使おう。
継続戦闘能力なんて無いけど倒せるからどのマップでもガーベラ・テトラ使おう。
そして今はサイコザクが大流行中だ。
たしかにサイコザクの爽快感は格別だが、攻めてこその機体だと私は思っている。
しかし実際は受けに使われラインも押し返せず補給ラインが壊れると即前線崩壊する状態が続いている。
「なぜこういった状態が起こるのか。」ということを考えてみた。
敵を倒せない実状
敵を倒しにくく倒されやすくなっているから。
- 機体のアーマーが上がり瞬間火力が高くないと相手を撃破しきれない。
- 瞬間火力の高い機体ばかりが戦場に増えるので前線に出ると即溶ける。
こういった背景があるため、敵を倒しやすい機体に集中するのだろう。
機体や武器で調整しようとすると高火力インフレ調整になる。サンダーボルト機体はその典型。
違う考え方をすれば「機体を倒しやすい(撃破ポイントが手に入りやすい)システムに変更」してはどうだろうか。
これは以前ちょっと話したことがある。
現状の「撃破確定アシスト」の敷居をもっと下げて現状の仕様プラス「撃破する10秒前に対象を攻撃したプレイヤー全員に撃破確定アシストの付与」をする。
そして「最後の一撃を決めたプレイヤーには撃破ポイントボーナスを与える」
ちゃんと撃破を取るプレイヤーもポイント的においしくなり、アシスト機体も撃破を得ることができるようになる。
そうすることで弾幕を張るプレイヤーも増え、自然とライン戦もしやすくなるのではないだろうか。
これはあくまで素案だが、色々な行動でポイントが入りやすくするのは今のガンオンに必要な要素だと私は思う。
結局「サイコザクやガーベラ・テトラ、百式などが増えるのもポイントを稼ぎやすいから」なのだ。
一部の機体以外でもポイントが取りやすい仕様になれば、ここまで極端にかたよることも少なくなるのでは無いだろうか。
私はそう思う。