先日行われた小型ウェアラブルデバイス「BIRD」の製品発表会に行ってきた。
一言で言うと「未来型マウス」
このデバイスを手に付けることで3D空間からPCを直感的に操作できる。
言葉では伝わりにくい部分もあるので紹介動画を覧て欲しい。
この指につけるデバイスで動画のようなことができる。
- 空間上でPCを操作可能(MAC、Windows、Android、iOS対応)
- 直接画面をタッチしても操作が可能(プロジェクターで投影した画面でもOK)
- ドローンなどを遠隔操作可能
- 最大10人まで同時操作が可能
現在プレゼンなどで使われているポインターや小型マウスなどの発展形だと思ってもらえればOKだ。
特にドライバの設定など必要無く、このデバイスとUSBに繋ぐアンテナの2つがあれば操作できる。
アンテナ
このBIRDの面白いところは「アンテナの範囲内ならどこでも反応する」という点。
そのため直接画面にタッチすることも可能だし、離れたところから会議のように操作することも出来る。
BIRDを使ったゲームプレイデモ
実際に中の偉い人がゲームを操作していた。
操作している見た目はシュールなのだがちゃんと反応していた。
操作遅延が「50ms」程度のようなのでFPSのような1msにしのぎを削るようなゲームにはまだ向いていない。
主な用途としては「教育用やプレゼン用」という所だろう。特に教育用として売りたいようだった。
何故なら、価格が49800円と一般使用するには少し高いからだ。
しかし教育用や業務用途なら安い。何故ならこのテの3次元操作可能なプロジェクターセットは50万以上するものが大半だからだ。
学校の黒板にプロジェクターで移して先生や生徒が操作する。
未来の学校もそう遠くないのではないだろうか。
そんなことを考えながらプレゼンを聞いていた。
SFの世界もいつの間にか身近になってきている。とても楽しい製品発表会だった。
BIRD関係各社の超お偉いさん方
余談
ゲーム用に作ってくれないかなー。銃の形にしたらリアルFPSが出来そう。空間認識技術とあわせればバーチャルサバイバルゲームが実現しそうな気がした。