目次
- 闘会議2016レポ No1 : 闘会議はニコ動ゲーム実況者 ファン感謝祭だった【圧倒的女子率】
- 闘会議2016レポ No2 : レトロゲーフロアはおっさんホイホイ【画像多め】
- 闘会議2016レポ No3 : 本物のプロゲーマー、インディーズゲームコーナー、闘会議2016まとめ
本物のプロゲーマー : プロ棋士
私の考えるプロのゲーマー。化け物たちが集う将棋の世界で日々戦い研鑽を積み生きている方々。将棋棋士こそプロゲーマーを体現した人達だと私は思っている。電王戦でドワンゴと将棋協会は仲が良い。その関係でアナログゲームコーナーにプロ棋士の方々が多面打ちに来られていた。
あの有名な「サトシン」こと佐藤紳哉棋士がいらしていた!
輝かしすぎる!まぶしすぎる!
発言や行動が個性的だが、将棋に対してはとても真摯。真剣な眼差しで対局されていた。参加者に小学生が居たのだが、優しく手筋などを教えながらうっていた。
こちらはイケメン中村太地棋士。対局後の指導をされていた。
インディーズゲームコーナー
レトロゲームコーナーの片隅にインディーズゲームコーナーがあった。今回のイベントではかなり異色なポジションと言っても良い。
しかし、個人的に超気になっていたタイトル「Nightcry」が出展されていたので関係者に色々聞いてみた。
このゲーム、簡単に言うと「クロックタワーの精神的な続編」。クロックタワーを作った方が開発に携わっていてシザーマンならぬシザーウォーカーが登場するホラーアドベンチャー。
Kickstarterで開発費が募集されたのだが「ギリギリ通過」だったらしく、開発費が少し厳しいらしい。そのためWindows版である程度売れたらExtraなどの追加も考えているようだ。
今年中にはリリースをしたいと言っていた。今年前半にはなんとか・・・という所らしい。
本当なら闘会議ではなくゲームショーのようなイベントに出展したかったらしいがスケジュール的に間に合わなかったようだ。正直「浮いていた」のは間違いない。Kickstarterも話題性が先行してしっかりとバッカー(支援者)へフィードバック出来なかったと嘆いていた。
実際開発費としてはかなり少ない額で頑張っているという感じだが果たして・・・。
「Papers,Please」懐かしい作品だ。嫌な思い出しかない。
どっかで見た汚いパン「I am Bread」
最近のインディーズゲームも出展されていた。使っていたPCは全てGALLERIA。ドスパラのGALLERIAと闘会議は提携してものすごい数のGALLERIA PCが出展されていた。
オマケ : 自宅警備員
闘会議2016 まとめ
ニコニコらしい緩いノリのイベント。
主なターゲットはニコニコ動画のコアユーザー。ニコニコ動画のユーザーをより囲い込むようなイベント。
ソシャゲで例えると「無課金プレイユーザーを課金ユーザーに仕立てあげるのと重課金者向けのエンドコンテンツ」といった印象を受けた。
そして意外だったのが「思っていたより参加者が少ない」点。幕張メッセでやるからもっと人が来るのかと思ったが、かなり空間に余裕があった。
もちろんアトラクションやイベントには人が集中しているのだが、全体で見ると「イベントとしては人の入りが少なく興行としては失敗」
幕張メッセでやる必要があったのだろうか?とすら思う。来年も開催が決定しているようなのだが、ここまで身内色が強いイベントではそこまで続かないような気がした。
女性比率が多かったのも単純に実況者のファンに女性が多かっただけであって、実況者イベントに興味が無い人にとっては行っても収穫が少ないだろう。
実際パンフレットで実況者イベント一覧を見ても「誰も知らない」のだ。結果、客層が女性と小中学生に集中しているのだと思う。
サブカルらしいと言えばサブカルらしいイベントではあるのだが、極端すぎてある種近寄りがたいイベントでもあった。