12月24日の新機体実装が終わり、一段落。
前評判と実装後の評判、悲喜交交の状態。ざっくりと今回のアップデート関連をまとめてみた。
結論
新機体効果やイベント効果で人は戻っているものの、粗い部分が多く、調整に時間をかけては一過性で終わる。
※以下の成功と失敗はあくまでユーザー視点である。売り上げ的に見たら百式とキュベレイは成功になるだろう。
成功
一斉出撃イベント及び実装機体
ガンダリウムコンポジット強奪イベント
ネモ、ザクII改フリッツヘルム
失敗
百式、キュベレイ
12月24~30日マップ
ミッションユニットシステム
失敗 : 百式キュベレイについて
今回一番の目玉である百式とキュベレイがユーザー視点からすると失敗に見える。
個人的にキュベレイはある程度想定の範囲内。百式はもう少し上げてくるかと思ったがマイルドな仕上がりだった。
DXガチャが更新されるたびに思うことは「人気機体=強キャラ=Pay to Win」をユーザー側が求めているのだなという点。
そして「仮に強くても叩かれる」という点。面白いもので、恐らく強キャラ、弱キャラ、微妙なキャラ、どれに転んでも批判や文句が出ると私は思っている。
今回の百式キュベレイは機体人気が高く、強かろうが弱かろうが一定数の売上が見込める。ならば強化幅を残した状態でリリースし、後から調整や強化をするという方向性の方が良いのだろう。
これは「弱体化という運営的に絶対してはいけない行為を避けるため」で他ならない。
フレピクナハトであれだけ弱体化を避けたのは記憶に新しいところだろう。
ただし、この方法でDXガチャが売れるのは「機体人気が極端に高い一部機体のみ」に限られる。
それは10月11月にリリースされたDX機体が戦場にほとんど居ないことからよく分かるだろう。
そうなった時、この方法だと「運営的に」売上が厳しい。
やはりDXガチャ以外の売上柱を立てる必要があるのでは無いだろうか。
ガンダムジオラマフロントのように課金ガチャを複数追加されたりするのはゴメンだが・・・。
失敗 : マップ「オデッサ沿岸部」について
最近追加されたマップの作りが荒い。その荒いマップを大型アップデート直後にまとめて詰め込んでいる。
わざわざ未成熟なマップを何故ここに当てるのか理解に苦しむ。単純なルーティーンでは無く、ある程度その辺調整した方が良いのではないだろうか。
鉱山都市とタクラマカン砂漠は可変機へのテストを兼ねたマップとして大目に見るとしても、オデッサ沿岸部は許容できない。
以前の南一極集中に比べ北、中央、南と3ルートにわけたのは良い。しかし「テストプレイしてないのか?」と思えるような粗さが目立つ。
リスポーン位置がベータ時代を思い出すかのような酷い有様。そのせいでリスキルゲーになることもしばしば。
北の屋根上が独立していて遮蔽物が無いのでヒットボックスの大きなジオンは立ち回り難易度が高く、屋根上を抑えられると北本拠地は地上で復活するため狙い撃ちされる。
中央の1と3制圧拠点は「何故か敵側、拠点前方にリスポーン」するためリスポーン後を狩るゲームになっている。
1と3のリスポーン位置を拠点後方にする。
北本拠地のリスポーン位置を本拠地の上にする。
北ルートの屋根上へ登りやすくするか屋根上や最北ルートに障害物を設置する。
そういった調整が必要に感じた。
賛否両論 : マップ「トリントン港湾基地」について
両軍グレネードによる中央本拠地への攻撃が「定石」になった。
賛否両論あるところだがこのマップ以外にグレネードがちゃんと活躍するシーンが無いという点を考えればアリなのかもしれない。
グレネードはメイン武器枠ではなく4番目のサブウェポン扱いで重量に関係なく試合に持ち込める仕様にした方が良いと思っている。
サブウェポンシステムは戦闘の幅が大分拡がる気がするのだが・・・。
失敗 : ミッションユニットシステムについて
詳細は別記事参照。このシステムは上手くやれば高コスト偏重の流れを変えられるので早急なテコ入れが必要。
成功 : ネモ、ザクII改フリッツヘルムについて
ネモは低コストでビームコーティング盾を持つため使い捨て特攻のアンチガーベラとしてそこそこ機能する。
ザクII改フリッツヘルムは上位チャージマゼラでビームコーティング盾機体への有効打となりうる。
ネモとフリッツヘルムは機体人気以上に現在の大規模戦に一定の需要がある機体。フリッツヘルムはコスト280ぐらいだったら最高だった。
成功 : 各種イベントについて
一斉出撃イベントはプレイすればするほど報酬があるのでやりこみ層や一般層も皆美味しいイベント。そのため人気。上限250ではなく細かく1000ぐらいまであったほうがやりこみまくる人出そう。
ガンダリウム強奪イベントは今回試みの新しいイベント。報酬画面でのドロップ率もそこそこ良いので好意的なイベントに感じている。
交換できる報酬の種類がもう少し多いと嬉しい。
この形式のイベントは今後流用出来る上に、色々工夫のしがいがあるイベントだ。
例 : ガンダリウムβ、α、Σの3つを一定数集めて1つの機体にするなど。
セカンドチャンスをガンガン使わせるイベントとして悪くない。セカンドチャンスをしたくなるイベントをガンガンやるべきだろう。
最後に
機体売上、接続人数として見た時、大型アップデートとしては成功だろう。
勿論諸手を上げて賞賛出来る成功ではない。百式とキュベレイに関しては「かなり」不満を持っているプレイヤーも多いだろう。
そういったガス抜きをするためにも2月、3月と言わず早い段階で調整をしたほうが良いだろう。
ある程度強化を見込んでリリースするのはやり方としてアリだが、調整まで時間をかけ過ぎるのはNGだ。
篭もり防止の意味も含め両機体ビームコーティングが再構築されるようにする。
キュベレイのファンネルはミサイルと同じ攻撃方法に変更する。(ファンネルは性能よりも操作性の悪さが問題)
これぐらいは早い段階で対応した方が良いのではないだろうか。
私は百式キュベレイよりもマップの粗さの方が不満だ。長射程高火力にガンガンインフレしているので障害物や多層構造にしないとお見合い膠着ゲーになる(なっている)
もしくは防御面もインフレしてビーム対策などある程度ユーザー側でカスタマイズできるようにしてほしいものだ。