【TGS2015】東京ゲームショー2015 まとめ 【トレンド、面白そうなゲーム】

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トレンド

今回のゲームショーのトレンドは2つ

  • 日本メーカーより海外メーカーの方が出展数が多かったこと
  • VR端末やソフトが一気に増えたこと

もはや主流は海外

日本のゲームメーカーは大手メーカーぐらいしかなかった。大手メーカー以外はゲーミングデバイスや専門学校、インディーズブースなどがメイン。
ゲームを出展している日本メーカーが年々減っている。逆に海外メーカーが年々勢いを増している。

一般ブースは中国を始めアジア圏からの出展が多い、欧州やアメリカは少なめ。インディーズコーナーはアメリカや欧州からの参戦が多い。
ビジネスデーも日本人と同じぐらいの外国人が来ていた。
日本市場を見に来ているというより名を売りたいアジア市場圏の攻勢が凄かった。実際そういうブースは試遊プレイよりも商談ブースに力を入れており、とてもガツガツしていて勢いがあった。
彼らの国のお金で考えると出展料も安くはないのにもかかわらず年々増えているのは勢いが違うのだろう。

逆に日本メーカーはそういう出展料や広告費をガンガン削っている印象。そのため大手メーカー以外の参戦がどんどん減っている。
専門学校がやたら多かったのは、専門学校は「未来のカモ(学生)」をゲットできる直接的なメリットがあるからだろう。
去年に比べゲーミングデバイスブースが増えたのはそれだけ市場が拡大してきているということなのだろうか。
ゲーミングデバイス市場も色々なメーカーが参戦してきているのでかなり乱戦模様なのだが・・・。

まとめると、日本のガラパゴス市場でごちゃごちゃやっている所にアジア勢が殴りこみにかかってきている。
今までは日本がアジアを牽引していたが、日本も「アジアの中の1つのマーケット」という格付け。完全に勢いは日本以外の国と感じた。

VRの時代が来ている

去年は参考出展程度だったオキュラスリフトの出展数がものすごく増えていた。
オキュラスリフト自体もブースを組み、出展していた。

各社こぞって新しいソフト、ツールを模索している。プレイガールやサマーレッスンなどを一度体験するとVRへの価値観が変わる

ジェットコースターなどのデモなんかは昔から良くある奴なのだが、このプレイガールとサマーレッスンはヤバイ。
一気にVRへの興味が湧くことだろう。それぐらい「仮想リアルがここにある」。

今はコントローラーが作られていないため全てのアプリで受け身なのが今後の課題。
例えばFPSやTPS「メタルギアソリッドの世界に入ることはできるが何もすることができない」状態。
スネークの後を追うことは出来ても援護することができないのだ。

進むという行為をする場合「実際に足で進むと前が見えない上にケーブルがあるので危険」
かといって「コントローラーで進むと疑似体験没入感が大幅に下がってしまう」
コントローラーの場合は操作性にも色々な課題がある。

そういった状況から、コントローラーに関してよりもアプリの世界を構築する方面で各社頑張っているようだ。

VRで全てのゲームをやる時代もそんな遠くないと感じる。

面白そうなゲーム

スターウォーズのFPS(TPS)。バトルフィールドのスターウォーズ版と思ってくれればわかりやすいだろう。スターウォーズのファンなら「絶対」買うべき。
ただし、ファン以外にはバトルフィールドのSFバージョンにしか見れないかもしれない。

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前作で「やらかした」ジョジョ最新作。今回は2vs2のガンダムエクストリームVSみたいなシステムになっている。
分かる人にはわかるのだが、パワーストーンみたいな感じ。
ジョジョのファンゲームなのでジョジョファン以外には当然オススメできない。
やりこむと似たようなシーンの繰り返しなので案外飽きは速いんじゃないかなーとは思うが、ジョジョファンとして持っておきたい作品でもある。

バイオハザートの対戦ゲーム。3vs3で一試合数分で決着がつくカジュアルな作りになっている。
ビジネスデーですら1時間近く体験待ちだったのでプレイできなかった・・・。来年の発売なのでまだまだ開発度は低そうだった。
個人的には基本無料でやったら面白そうな作品だった。

スーパーロボット大戦のキャラクターバージョン。色々な作品のキャラクターが登場する。バンダイナムコの作品なのに他メーカーからコラボでガンガン出てくる。
サクラ大戦のサクラやカプコンのケン、SNKの庵、SEGAのせがた三四郎!?など様々だ。
デモバージョンが意外と楽しめたのでひっそりと買ってやってるかもしれない。そんな作品。

他にも、インディーズコーナーや中小ブースで色々面白そうなゲームが沢山あった。
ただ、日本ではほとんど流通しないんだろうなぁ・・・という作品がおおくて残念。せめて日本語ローカライズだけでもされていれば違うのだが・・・。
もしくはマインクラフトのような言語にそこまで依存しないゲームが必要と感じた。

中国は武侠モノが多く、アジアやインディーズはアクションが中心。ただし、中にはキワモノが沢山いるのが面白い。
「作りたいもの」と「売れるもの」は違うというのを感じれる場でもある。

今回インディーズブースが隔離されていたのが非常に残念。ブースを拡大したものの逆に人が分散する結果になっている気がした。

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