格闘武器によるダッシュ格闘の性能調整
今回の統合整備計画にて、格闘武器によるダッシュ格闘について以下2点の調整を予定しております。
機体特性「コンバットカスタム」とバトルアシストモジュール「格闘関節制御」の「ダッシュ格闘時の硬直軽減」効果の発生条件として、敵機体または敵軍オブジェクトにヒット時のみ効果が発揮されるよう調整を行う予定です。また、地球連邦軍機体「ピクシー(フレッド機)」の武器「高出力ビーム・ダガーA3(二刀流)」と「ビーム・ダガー軽量型(二刀流)」、ジオン公国軍「イフリート・ナハト」の武器「コールド・ブレードDⅢ式」について、ダッシュ格闘攻撃2段目の上昇挙動について制限を設ける予定です。
簡単にいうと「敵に当てないと硬直減少は発生しない」ように変更。
実際に似た状況を設定してテストしてみた。
テスト環境
グレネードスロワー : イフリート 武器D2式のみ
高機動カスタマイズ : イフリートナハト 武器D式のみ , D3式のみ
コンカスと格闘関節制御による硬直軽減が無い状況下でどれだけ動けるかテスト。
結論 : 格闘移動
若干隙が大きくなる程度で格闘移動に関しては問題なく出来る。
コンカスlv5に比べると実速度は落ちるが十分許容範囲内。格闘移動が出来る機体の格闘は元々硬直が少なめなので実害はそこまで無いと思われる。
結論 : MS戦
ダッシュ格闘を外したら隙が出来るのは「ある意味当然」
現状MS戦でダッシュ格闘を外した際、コンカスlv5だと全く隙がない。それが8月以後は一瞬隙が発生するようになる。「ある意味当たり前の挙動」である。火力の高い格闘武器を外したらそれなりの隙が発生して当然。
今までがおかしいレベルで隙がなかった。そう考えれば許容範囲ではなかろうか?
問題は硬直の長いダッシュ格闘を持つ一部機体。格闘運用以外の道を模索する必要があるかもしれない。
ただしバズーカからのコンボを意識することで今までどおりの運用も可能。
例 ジオン
- ドム高機動試作機
- ゲルググM
- 水泳部全般
- シャア専用ザクII S型
本当の狙いはフレピクナハトの高度上昇制限
格闘移動とMS戦において、実害がそこまで無い範囲だというのは皆さんも実際に実機でテストしてみればわかると思う。
本当のターゲットはフレピクナハトの高度上昇制限。
仮に高度上昇がほとんど無くなった場合、今回の調整で以下の2点の行動が大きな制限をうけるようになる(と思われる)
- 高度上昇を利用し高高度を高速格闘移動する行為(主にフレピク)
- 高度上昇を利用し箱型本拠地をダッシュ格闘で連続攻撃する行為
言い換えると・・・
- 格闘移動自体は出来るのでフレピクも他の機体のように地上からいけ!ただし今までより少し隙できる分、迎撃されやすくなってるからな!
- 君たちだけ箱型本拠地連続で殴るのは無しよ
他の格闘機と同じように地上から近づき、ダッシュ格闘で箱型本拠地殴れるのは他の機体のように2セット殴れれば良い方。
つまりフレピクナハトを他の格闘機と同じラインへ落とすのが目的なのではないだろうか。
ただし、これは高度上昇がほぼ無くなった場合。
高度上昇が少しでも存在する場合は箱型本拠地への攻撃はそこまで変わらないだろう。
高度上昇をゼロにするのが好ましいが・・・。むしろ下がりながらの高度上昇ではなく前へ進むようモーション変更でも良い。フレピクはBD2号機のような3段前進格闘にすれば良い。
まとめ
フレピクナハトを他の格闘機のラインまで相対的弱体化。
ついでに格闘が近距離でローリスクハイリターンすぎたんで外したらちゃんとリスクが発生するように変更。
最後に : 今回の調整で影響がほとんど無いと思われる機体
- コスト340ゲルググシリーズ(シャゲル除く)
- バズーカ格闘機体
- ショットガン格闘機体
- チャージビームライフル格闘機体
ビームナギナタD式はコンカスだろうとビムシュだろうと元々隙がほとんど無いので大勝利組。新たな格闘機として選択肢に入るだろう。残念ながらシャア専用ゲルググは格闘モーションが違う・・・。
もともと格闘から入るのではなく、バズーカのヒット確認から格闘を振るので今回の調整は一切影響が無い。
機体例 : グフ、ドム、ガルバルディα、イフリート・シュナイドなど
こちらもショットガンからの格闘がメインなので影響無し。
機体例 : ザクIIシリーズ全般。ズゴックEなど
アクトザク、アクトザクマレット、ゲルググ
注意点
怯みのしきい値が上がる場合、格闘コンボはほとんど成立しないので注意。
追記 : 今回の調整では転倒のしきい値が上がり、その間に新しいのけぞり?が追加される。怯みのしきい値は据え置きだと思われるので怯みコンボは健在。ただし転倒しきい値が大幅に上がった場合、バズーカ格闘コンボでもダウンしなくなる可能性はある。